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生命保険でお金が借りれる!?契約者貸付制度がわかる解説書

生命保険画像
生命保険でお金を借入するこのようなことは可能なのでしょうか?

結論から言えば可能です。

生命保険会社には「契約者貸付制度」といものがあり、この制度であれば現金を借入できます。

ただし、契約者貸付制度を利用するには、どのような制度なのかや、注意点等をしっかりと把握しておく必要があります。

そこでこの記事では、生命保険の契約者貸付制度での借入について、丁重に解説してみましたので、ぜひ参考にしてください。

生命保険の契約者貸付制度は「解約返戻金」を利用した貸付制度です!

生命保険の契約者貸付制度は、「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」を利用した貸付制度になります。

終身保険や養老保険、個人年金保険などの積み立て型の保険には、解約した場合に戻ってくる解約返戻金があります。

この解約返戻金の範囲内(相場は6割~9割)で融資を受けられるのが、契約者貸付制度です。

生命保険の契約者貸付制度のメリットはこの5つ!

生命保険の契約者貸付制度のメリットは次の5つです。

  • 審査不要
  • 保険の解約は必要なし
  • 返済は保険の満期までにすればOK
  • 金利が低め
  • 融資スピードが早い

審査不要

生命保険の契約者貸付制度は審査不要で借入できます。

解約返戻金の範囲内で融資を受ける制度であり、解約返戻金は契約者のものであるため、審査の必要がないんですね。

このため、消費者金融や銀行の融資のような審査がなく、信用情報機関へ照会をされることもありません。

また、借入後にクレジットカードやローンの審査に影響があるようなことも皆無です。

保険の解約は必要なし

生命保険の契約者貸付制度は保険の解約なしで借入可能です。

人によっては「借入するには保険を解約しないといけないのかも?」と不安になるかと思いますが、そうした心配は入りません。

保険の解約は必要ないため、なにかあった場合でも保険金をちゃんと受取ることが可能です。

返済は保険の満期までにすればOK

生命保険の契約者貸付制度の返済は、保険の満期までにすれば良いことになっています。

このため、カードローンなどのように、毎月決まった日に決まった額を返済しなくてもOKなのです。

満期までに完済すればOKであるため、自分のペースで無理なく返済していくことができます。

金利が低くめ

生命保険の契約者貸付制度の金利はかなり良心的です。

金利は保険会社によって違ってきますが、「年2.0%~6.0%程度」が相場となっています。

それに対して、現金の借入方法としてメジャーであるカードローンの金利は、消費者金融で「年18.0%」、銀行カードローンだと「年14.0%台」になることが多いです。

このため、お金借りるならカードローンで借入するよりも低金利で借入しやすく、利息もおさえやすいです。

融資スピードが早い

生命保険の契約者貸付制度は、融資スピードが早いという点もメリットです。

融資までの時間は保険会社によって違いますが、スムーズにいけば申し込みの「当日~2営業日後」に入金してもらえます。

このため、「なるべく早くお金が必要!」という場合でも、間に合う可能性が高いです。

以上が、生命保険の契約者貸付制度のメリットになります。

このように契約者貸付制度は、魅力的なメリットがいくもある優れた貸付制度なんですね。

ただし、注意点もあるためそれを知っておかなくてはいけませんので、その点について次章で解説していきます。

生命保険の契約者貸付制度には注意点もあるので要確認!

生命保険の契約者貸付制度には、以下の4つの注意点がありますので、必ず確認しておきましょう。

  • 解約返戻金が少ないと利用できない
  • 解約返戻金がない保険は対応外
  • 保険が失効してしまう危険がある
  • 借入金額が保険金から差引かれるケースがある

解約返戻金が少ないと利用できない

生命保険の契約者貸付制度は、解約返戻金が少ないと利用できません。

解約返戻金の範囲内で融資をするため、契約したばかりのときなど、解約返戻金が少ない状況ですと借入できないので気をつけておきましょう。

解約返戻金がない保険は対応外

契約者貸付制度は、解約返戻金がない保険は対応外になってしまいます。

よって、掛け捨て型の保険などは利用ができません。

保険が失効してしまう危険がある

返済のペースによっては、保険が失効してしまう危険があるので注意です。

先述したとおり、契約者貸付制度の返済は保険の満期までにすれば良いため、毎月返済しなくても良いことになっています。

しかし、利息は「日割り」でつくため、毎日発生します。

このため、返済ペースが遅いと利息がどんどん大きくなり、借入残高が解約返戻金を超えてしまうこともあります。

その場合、保険を解約されてしまう可能性もあるので、注意しておかなくてはいけません。

借入金額が保険金から差引かれるケースがある

借入金額が保険金から差引かれるケースがあると知っておきましょう。

契約者貸付制度の借入算高がある状態で、保険金が支払われる状況になった場合、その借入残高が保険金から差引かれます。

たとえば、以下のような状態で保険金が支払われることになったとしましょう。

  • 保険金:1,000万円
  • 契約者貸付制度の借入算高:150万円
上記の場合、「1,000万円-150万円=850万円」となり、保険金が1,000万円から、850万円に減ってしまいます。

生命保険の契約者貸付制度の手続方法

この章では、生命保険の契約者貸付制度の手続方法をお伝えしていきます。

契約者貸付制度の手続方法は、必要事項を記入し、書類などを提出するだけで完了します。

必要なものはおもに以下の3つです。

  • 保険の証券番号
  • 保険証券
  • 本人確認書類(運転免許証・パスポート・健康保険証など)
申込方法は各社によってことなり、電話やインターネット、アプリ、郵送、担当者の訪問、店頭窓口などがあります。

インターネットかアプリで申し込みできる会社であれば、ほぼすべての手続がネット上で完結しますので、時間や労力もほとんど必要ありません。

生命保険でお金を借りれるのか?まとめ

解約返戻金のある保険を利用している人なら、生命保険の契約者貸付制度を利用できます。

借入できる金額や金利は保険会社によってことなりますが、金額は「解約返戻金の6割~9割」、金利ですと「年2.0%~6.0%程度」が相場です。

この契約者貸付制度は審査がなく、返済ペースを自由にできるなどのメリットも多いです。

金利もカードローンやキャッシングなどよりずっと良心的なため、お金を借りたいときの候補として検討する価値は十分にあります。

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