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オリックスVIPローンカードの審査はどれぐらい厳しい?他カードローン審査との比較&審査に通るポイントを解説

オリックスVIPローンカードトップ画像
オリックスVIPローンカードには審査がありますので、「審査は厳しいのか?」と不安になっている人も多いでしょう。

そこでこの記事では、そのような不安がある人のために、オリックスVIPローンカードの審査について解説してみました。

この記事を読んで頂ければ、オリックスVIPローンカードの審査難易度がどれくらいかがわかり、審査通過のポイント、融資までの流れまで知ることが可能です。

ちなみにオリックスVIPローンカードは貸金業者になりますので、消費者金融やクレジット会社と立ち位置は同じです。

オリックスグループにはオリックス銀行もあり、オリックス銀行カードローンも発行されていますが、オリックスVIPローンカードは、オリックス銀行カードローン(上限金利年17.8%)よりも上限金利が低くなっています。

カードローン金利限度額保証会社
オリックス銀行カードローン年1.7%~17.8%最高800万円・オリックス・クレジット(株)
・新生フィナンシャル(株)
オリックスVIPローンカード年1.7%~14.5%最高800万円※原則不要
また、発行元のオリックス・クレジット(株)は、オリックス銀行カードローンの保証会社になっているため、オリックス銀行で借りる場合は、オリックス・クレジット(株)の保証審査を通らなければなりません。
(※オリックスVIPローンカードも審査結果によっては新生フィナンシャル(株)の保証が必要な場合があります。)

少しややこしいですが、オリックス銀行とオリックスVIPローンカードは別物で考えた方が良いでしょう。

今回はオリックスVIPローンカードについて説明していきます。

オリックスVIPローンカードの審査はそこまで厳しくありません!

スマホで審査結果を知る男性
オリックスVIPローンカードの審査は、ローンとしてはそこまで厳しくない可能性が高いです。

そもそもカードローンはローンの中では、審査がやさしい部類に入ります。

中には審査が厳しいカードローンもありますが、それは「上限金利(その商品で適応になる一番高い金利)」が、「年10.0%」以下などの低金利な商品のみです。

オリックスVIPローンカードの場合、上限金利は「年14.5%」となるため、そうした商品とはことなります。

よって、審査のハードルが高いとは考えにくいのです。

しかしながら、上限金利が18.0%付近のアコムやSMBCモビット、アイフル、プロミスに比べると審査は厳しいと考えた方が良いでしょう。

また、銀行カードローンのように保証会社は原則付いていないので(審査次第で新生フィナンシャル(株)の保証が必要な場合もあります)、審査の難易度で言えば、銀行カードローン>オリックスVIPローンカード>消費者金融となります。

信販会社や消費者金融と比べると審査はやや厳しいかも?

オリックスVIPローンカードの場合、信販系や消費者金融などのおなじ貸金業者系カードローンと比べると、審査がやや厳しくなるかと思います。

なぜなら、上限金利が年14.5%と貸金業者系カードローンの中では低めであるからです。

先に上限金利が低い商品は審査が厳しいと解説しましたね。

その理由は上限金利が低くなるほど、貸し手の利息収入が減り、返済不能者がでたときの損失カバーするのが難しくなるからです。

よって、上限金利が低い会社ほど、審査を厳しくしてお金を貸す人を慎重に選ばなくてはいけません。

貸金業者系カードローンの多くは上限金利が「年18.0%付近」であるため、オリックスVIPローンカードはそれよりも低くなっています。

このため、その分だけ審査が厳しくなっている可能性が高いのです。

とはいえ、あくまで貸金業者系カードローンとしては厳しいというだけですので、そこまで難易度が高いというわけではありません。

貸金業者カードローンの金利一覧

貸金業者金利(実質年率)
プロミス年4.5%~17.8%
アコム年3.0%~18.0%
SMBCモビット年3.0%~18.0%
アイフル年3.0%~18.0%
レイクALSA年4.5%~18.0%
オリックスVIPローンカード年1.7%~14.5%
JCBカードローンFAITH年4.40%~12.50%
セディナカードローン年18.0%
クレディセゾンマネーカード年6.47%~15.0%

オリックスVIPローンカードの審査に通るにはこの5つが重要!

チェックリストの画像
オリックスVIPローンカードの審査に通るための確実な方法はありませんが、次の5つのポイントをすべて満たしておくことは必須です。

よって、審査を受ける前に問題ないかしっかりと確認しておいてください。

  • 申込資格を満たす
  • 安定した収入源を得る
  • 他社の借入額と件数をおさえる
  • 他社の返済を延滞しない
  • 過去に事故情報を起こしていない

申込資格を満たす

申込資格を満たしているか確認しておきましょう。

オリックスVIPローンカードの申込条件は次の3つであり、この条件を満たしていないと審査には通りません。

  • 日本国内に居住している
  • 年齢満20歳以上69歳である
  • 毎月定期収入がある
カードローンは未成年は申込することができません。

未成年者の契約は、親の同意がない場合、後から契約の取り消しができるからです。

1.未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。

2.前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。
(引用元:民法第5条│Wikibooks

カードローンは利息収入で利益を得ています。後々契約取り消しをされて、受け取った利息も返還することになるのであれば、契約する意味が無くなります。

そのため、大学生でも申込は20歳以上が絶対条件となります。

安定した収入源を得る

安定した収入源を得ることは非常に重要です。

オリックスVIPローンカードの返済は毎月していくことになるため、それができるだけの収入が毎月ないと融資をしてもらえません。

このため、パートやアルバイトでもかまいませんので、毎月収入が得られるようになってから、申し込みをしてください。

カードローンの安定収入とは、毎月給料がもらえる見込みがあれば、問題ありません。

仮に正社員になって1ヶ月しか経っていなくても、毎月決まった日に給料がもらえる予定ならば、それは立派な安定収入になるのです。

他社の借入額と件数をおさえる

他社から借入がある際は、その借入額と件数を抑えるようにしましょう。

ここで言う、他社借入とは次のような「無担保ローン」での現金の借入です。

  • カードローン・キャッシング
  • フリーローン
  • クレジットカードのキャッシング枠
こうした他社借入の金額や件数が多いほど、返済できる余力を少なく見られてしまう可能性が高いため、審査に不利となります。

このため、他社借入はできる限り減らしてから申し込むのがおすすめです。

オリックスVIPローンカードの審査では、クレジットカードのキャッシング金額も他社借入金額に入ります。

しかしクレジットカードのショッピング金額(リボ払いも含める)は、割賦販売法になり、管轄が違うため借入金額には含みません。

他社の返済を延滞しない

他社の返済は絶対延滞してはいけません。

オリックスVIPローンカードの審査では「個人信用情報機関」への照会があるため、クレカやローンなどの過去の返済記録を調査されます。

このため、クレカやローンなどで延滞歴があると審査に大きく影響し、審査落ちの原因になりやすいです。

とくに現在進行形で延滞中の人はまず審査に通りません。

もし、延滞中であるのなら即座に延滞を解消し、最低半年の返済実績を作ってから申し込むようにしましょう。

審査に通るか不安な人は、支払日が当日または明日などの近いものに関しては、支払いしてから申込した方が安心です。

審査で他社の支払日も信用情報で分かるため、仮に2~3日以内の支払いが複数あった場合、返済目的での借入と判断され、審査担当者の心象が悪くなります。

もし当日や明日に返済期日がある借入先があるならば、支払いしてから申込した方が安全です。

過去に事故情報を起こしていない

過去に「事故情報」を起こしていると、高確率で審査落ちになるため、事故情報を起こしていないという点も非常に重要です。

これはオリックスVIPローンカードだけではなく、クレジットカードや住宅ローン、自動車ローンなど全てに言えることです。

次のような事故情報を起こすと、個人信用情報機関にその情報が5年~10年記録されてしまいます。

  • 長期延滞(2~3ヶ月連続の延滞)
  • 債務整理(自己破産・個人再生・任意整理などの借金免除・減額措置)
  • 代位弁済(返済不能になり保証会社に立替えてもらうこと)
  • 強制解約(カード会社やローン会社などから強制的に契約を解除されること)
こうした事故情報を起こしますと、何らかの返済トラブルを起こしたと判断されてしまい、カードローンやクレジットカードなどの審査にほぼ通らなくなります。

よって、過去に事故情報を起こしてしまった人はその情報が信用情報機関にある内は、オリックスVIPローンカードの審査に通るのが難しいです。

信用情報の異動情報(事故情報)は、解決してから5年間は登録が継続されます。

仮に3ヶ月以上延滞して異動情報が登録した場合、延滞を解消してから最大で5年間登録されるのです。

債務整理に関しても同様で、債務整理をして借金を完済してから5年間は債務整理の異動情報が登録され続けます。

自分の信用情報は今後の生活にかなり関わってきますので、絶対的に異動情報(事故情報)は登録しないように気を付けましょう。

オリックスVIPローンカードの審査では総量規制と保証会社にも注意!

オリックスVIPローンカードの審査では、「総量規制」と「保証会社」も影響があるため、この2つについてもしっかり理解しておく必要があります。

貸金業者のカードローンの場合、ほぼ保証会社は付かないのですが、オリックスVIPローンカードは審査次第で、新生フィナンシャル(株)の保証が必要となります。

そこでこの章では、そんな総量規制と保証会社について詳しく解説していきます。

総量規制があるので借入額は年収の3分の1まで

オリックスVIPローンカードは信販系カードローンですので、貸金業法の総量規制の対象です。(貸金業法が適用される業者は全て総量規制の対象となります)

そして総量規制というのは、貸金業者は申込者の年収の3分の1までしか融資してはいけないというものになります。(貸金業者=消費者金融・信販会社・クレジット会社)

年収の1/3というのはすべての貸金業者の借入金を合計してですので、他の貸金業者で借入している場合は、その金額も含めて計算する必要があります。

このため、他の貸金業者で借入額によっては総量規制オーバーとなってしまい、オリックスVIPローンカードで1円も借入できないことがあるので注意しましょう。

総量規制には、例外貸付と除外貸付がありますが、オリックスVIPローンカードでは例外貸付も除外貸付も行っていません。

一部貸金業者ではおまとめローンや借り換えローンを例外貸付として融資実行をしていますが、オリックスVIPはフリーローンしか貸付をしていませんので、例外貸付としてのおまとめローンや借り換えローンはありません。

保証会社の影響で審査が上手くいかないこともある

オリックスVIPローンカードの場合、審査結果によっては、保証会社として「新生フィナンシャル株式会社」の保証を受けなくてはいけないケースもあります。

どのようなケースが新生フィナンシャル(株)の保証が必要になるかと言えば、審査基準は一応通るが、ギリギリ通っている人や不安要素、不審点がある人になります。

審査で何も問題なく貸付OKになれば、保証会社など必要ありません。

要するに、保証が必要と言われた人は審査結果が微妙だったと言う事です。

保証会社とは

保証会社とは、お金を借りる人の保証人の代用のようなものです。保証会社付きのカードローンの場合、お金を借りた人が返済できなくなったら、その借金を保証会社が立替えるようになっています。(立て替えることを代位弁済と言います)

保証会社より代位弁済後は、保証会社から債務者に請求して回収することになります。

もし、オリックスVIPローンカードの審査の結果、保証会社の保証が必要な場合、新生フィナンシャル株式会社でも審査を受けなくてはいけません。

これの何が問題なのかと言いますと、過去に他社のカードローンで審査落ちした経験のある人は、また同じ会社で審査を受けることになるケースがあるのです。

新生フィナンシャルは大手消費者金融の「レイクALSA」

新生フィナンシャルは大手消費者金融の「レイクALSA」であり、多くの銀行カードローンの保証会社も担当しています。

よって、レイクALSAや銀行カードローンで審査落ちになったことがある人がオリックスVIPローンカードに申し込むと、再び新生フィナンシャルで審査を受ける羽目になってしまうことがあるのです。

もちろんカードローンごとに審査基準は違いますが、審査をするのは同じ会社であるため、審査の方法自体は同じ可能性が高く、名前と生年月日で過去に審査落ちしたデータも当然出てきます。

仮に昔に審査落ちした原因が人間性の問題(電話で暴言などを言ったりする人がいます)や、虚偽申込だった場合、今回の審査にも影響を及ぼし、審査落ちする可能性が出てきます。

このため、一度審査落ちになった会社でまた審査を受けるのは得策ではないんですね。

そうしたことから、「過去にレイクALSAや銀行カードローンで審査落ちなった・・・」という人は、この保証会社の影響にも注意が必要です。

オリックスVIPローンカードの審査時間と融資までの流れ

ここからは、オリックスVIPローンカードの審査時間と融資までの流れをお伝えしていきます。

まずは、審査時間がどれくらいかからお伝えしていきます。

審査時間は最短60分&即日融資も可能

オリックスVIPローンカードの審査時間が最短60分となっています。

また、審査を通過し、平日14:30までに契約内容の同意手続をすれば、その日に振込によって融資をしてくれますので、早ければ即日融資も可能です。

審査時間が最短60分なのは貸金業者としては特に早くもありません。

プロミスやアコムなどの大手消費者金融であれば、審査は最短30分になっています。

また、即日融資に関しても平日14:30までに契約内容の同意手続きをしなければ即日融資ができません。

銀行カードローンはどこでも即日融資不可になっているため、銀行に比べれば良いですが、大手消費者金融だと、当日中に契約さえ完了すれば原則24時間で融資を受けることができます。

消費者金融即日融資
プロミス原則24時間365日最短10秒で可能
アコム原則24時間365日最短1分で即日融資が可能
SMBCモビット原則24時間365日最短3分で即日融資が可能

オリックスVIPローンカードの申込方法は2つ

審査への申込方法は次の2つがあります。

  • インターネット 
  • 電話(0120-20-8480)
ネットが苦手などの理由がなければ、「インターネット」から申し込みしておけばOKです。

インターネット申し込みなら、ほぼすべての手続をWEB上で完結できますので、マイペースで申し込みができ、非常に楽です。

必要書類は「本人確認書類」と「収入証明」

必要書類は「本人確認書類」と「収入証明」の2点となります。

本人確認資料は必須で基本は「運転免許証」を提出し、運転免許証がない場合は「健康保険証」か「パスポート」を提出します。

収入証明は以下のケースに当てはまる場合に必要です。

  • オリックスVIPローンカードの限度額を50万円超希望の場合
  • オリックスVIPローンカードの希望限度額と他の貸金業者の借入額の合計が100万円超になる場合
収入証明が必要な場合は、「源泉徴収票」や「確定申告書」などの年収を確認できる書類を1点提出します。

給料明細でも収入証明書になりますが、給料明細の場合は直近2ヶ月分が必要になる点と、賞与明細も提出しなければ、本来の年収とはならないので注意が必要です。

申し込みから融資までの流れ

オリックスVIPローンカードの申し込みから融資までの流れは、インターネットの場合ですと次のような感じです。

1.公式サイトの申込フォームに必要事項を入力
2.「ご提出書類アップロード画面」から必要書類をアップロード
3.審査~Eメールで審査結果を通知
4.在籍確認
5.WEB 上で契約内容 の確認と同意手続き
6.利用開始 ~会員サイトから振込手続

申込手続に関してとくに注意点はありませんが、審査に対応してくれる時間は「平日9時~19時まで」となっています。

このため、当日中に審査を終えたい場合はこの時間内に終えられるように、余裕を持って申し込みしてください。

また、審査には「在籍確認」もありますので、勤め先に電話連絡があります。

ただし、在籍確認は「審査担当者の個人名」でされるため、他人が対応してもカードローンの在籍確認とはわからないので安心してください。

その他、カードは郵送となりますので手元に届くまで、1週間程度はかかるかと思います。

大手消費者金融の場合、カードレス(カード発行なし)対応になっており、WEB完結で契約後、カード発行不要、返済方法を口座振替(口座引落)にすれば自宅への郵送物はなしで借りることができます。

しかし、オリックスVIPローンカードは必ず自宅にカードが郵送されます。自宅への郵送なしで借りることは原則できません。

オリックスVIPローンカードのまとめ

オリックスVIPローンカードの審査は貸金業者の中では、やや難易度が上がる可能性がありますが、銀行カードローンを含めたカードローンとして考えれば、決して厳しい方ではないかと思います。

このため、最低限のポイントさえ満たせれば、審査に通過するのは難しくないと予想が可能です。

また、審査次第で新生フィナンシャル(株)の保証が必要となりますが、保証会社があることで本来は審査落ちになる人でも融資が可能になる場合があります。

貸金業者で保証会社が付いているのは非常に珍しく、保証会社はポジティブに考えた方が良いでしょう。

このことから、上限金利年14.5%のカードローンとしては、そこまで審査に不安視する必要はありません。

銀行カードローンと同等の金利になりますので、銀行と比較して迷っているなら、オリックスVIPローンカードの方が審査面で有利になるでしょう。

低金利に即日融資が可能なので、急いでいる人にもおすすめできます。

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